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家には入れられない。でも見捨てられない。
家に通う野良猫と、できる範囲で向き合うという選択。
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「家の中で飼うことはできません。」
猫が好きな人ほど、この言葉に罪悪感を抱いてしまうことがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
今回ご紹介するのは、実際に私が相談を受けたご家族のお話です。
そのお家では、野良猫が安心して眠れる寝床を用意し、ご飯を毎日与え、体調の変化にも気を配っていました。
完全室内飼育は難しい。
それでも「この子を放っておけない」という気持ちから、できることを続けてこられました。
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ーある日、風邪をひいた猫
ある日、
「いつもより元気がなく、ご飯も食べない。」
そんな相談が届きました。
動画を送っていただき、症状を確認すると、
- 食欲低下
- 鼻づまり
- 呼吸が苦しそう
- 元気消失
風邪(猫風邪)が疑われました。
猫風邪は免疫が落ちた時に発症しやすく、野外で暮らす猫には珍しくありません。
受診をお願いし、その後も様子を聞きながらアドバイスを続けました。
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ー検査で分かったこと
動物病院では、
- 抗生剤
- 点滴
- 血液検査
- エコー検査
を受けました。
結果は、
- 肝臓に異常
- 軽い貧血
- 腎機能の数値上昇
- 心肥大が疑われる所見
など、年齢相応の変化も見つかりました。
さらに心臓病の可能性もありましたが、詳しい検査には鎮静が必要。
高齢で体力も落ちていることを考えると、その検査自体が負担になる可能性もあります。
そこで飼い主さんは先生と相談し、
「今は苦痛を増やす検査よりも、この子が穏やかに過ごせる治療を。」
という選択をされました。
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ー「家には入れられない」だけではありません
外で暮らす猫だからといって、何もしないわけではありません。
このご家族は、
- 雨風をしのげる寝床を作る
- 毎日ご飯を用意する
- 体調の変化を観察する
- 異変があれば病院へ連れて行く
- 必要な治療を受けさせる
そんな暮らしを何年も続けてこられました。
「保護できない=見捨てている」
ではないのです。
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ー野良猫との関わり方に正解はありません
もちろん、家の中で終生飼育できることが理想です。
でも、それがすべての人にできるわけではありません。
住宅事情。
家族の理解。
先住動物との相性。
経済的な事情。
それぞれの生活があります。
だからこそ、
自分にできる範囲で命を支える。
それも立派な猫との関わり方だと私は思っています。
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一大切なのは「見て見ぬふりをしないこと」
今回相談してくださった方は、
「何かあればすぐ相談しよう。」
「病院へ連れて行こう。」
そう行動してくださいました。
その行動が、この子の苦しさを少しでも和らげることにつながっています。
保護だけが愛情ではありません。
毎日のご飯も、
安心して眠れる寝床も、
体調の変化に気付く優しさも、
すべて、その猫にとって大切な命綱です。
野良猫との関わり方は一つではありません。
それぞれが、できることから始めることが、地域猫との共生につながっていくのだと思います。
この様な相談にも、「巻き込み方式」のご提案をさせていただいています。
TNRもそうですが、相談者の方も一緒に参加する、実際に、関わっていらっしゃる猫達の命に向き合っていただく、そんな「巻き込み方式」のケアラの猫活です。

🐈寄附金によるご支援
=ゆうちょ銀行からの振替=
口座名 ケアラマオマオ
記号14010
番号77370701
=ゆうちょ銀行以外からの振込=
口座名 ケアラマオマオ
店名 四〇八
店番 408
普通預金 7737070
PayPayでも受け付けています。
DMください。
〜人と地域猫が共生できる社会を目指す〜
T(trap捕まえる)
N(neuter不妊手術をする)
R(return 元いた場所に戻す)
そして
T(trap捕まえる)
N(neuter不妊手術をする)
T(Tame人に馴らす)
A(Adopt里親になる)
一般社団法人ケアラマオマオでは、野良猫のTNRと、保護が必要な猫を保護して里親につなぐTNTAを行っています。
耳先カットは「去勢・避妊手術が終わっています」という合図で、さくら猫・地域猫としてあたたかく見守られている証です。
茨木市ではまだ「所有者不明猫」と呼ばれていますが、ケアラはTNRされた猫達がいつか「地域猫」として認められる未来を目指して活動しています。
そして、猫達や私達も無理なく活動を続けていくためにも、過剰に猫や案件を抱え込まず、周りの団体・協力者・支援者の方々と連携を取らせていただき、知恵を分け合いながら、サスティナブルな活動を大切にしています。
皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い致します。

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